どう見ても掘建て小屋	裸で失礼 （↑マウスＯＮ）	のぼせた

木賊温泉の歴史は大変古く、発見されたのは１０６５年（治歴元年）頃と言われています。源氏の総大将が奥州征伐の際にこの場所で戦勝を祈願したとか、後白川天皇の皇子以仁王が平家討伐に失敗して落ちのびた際に家来が湯治に来てその子孫が住みついたとか、武士にまつわる語り伝えが多く残されており、露天風呂の大きな岩にはその武士の名が刻んであると言われています。そういえば檜枝岐村にも落武者伝説などがあると何かの本で読んだ事がありました。泉質は単純泉、効能は神経痛・筋肉痛・関節痛などに効くとされています。木賊（とくさ）とは山野に自生する植物の名前で、この土地に多く群生していた事から名づけられたと言われています。

露天での思わぬ入浴者に驚きのナイトライダーさんは宿への帰りしなに･･･木賊はいいですね〜後で又入りに来よっと･･･などと一人ニヤニヤしてます。でもあんなに若い娘は滅多にいませんよ〜、たいがいお○さんですよ！(^^ゞ　大興奮の露天風呂を堪能した我々は宿に戻って早速母屋の囲炉裏端へ、すでに夕食の準備は出来ていました。今年も又美味しい岩魚が食べれそうです。特に楽しみにしていたのはやはりナイトライダーさんでしょうか、念願の岩魚尽くしをどうぞ堪能あれ！

囲炉裏を囲んで	新鮮な岩魚のお造り	今年はたくさん刺さってます

全く臭みの無いプリプリの岩魚の刺身と卵・白子・肝・の美味さに、ナイトライダーさんとまえすとろ君は大満足！特にこの時期にしか食べられない卵・白子・肝はここ福本屋でなければ味わう事は出来ないのです。骨まで食べれる岩魚の塩焼きと味噌焼きも実に美味い、何度来てもこれには感激してしまいます。岩魚以外でも山菜のてんぷら・漬物とどれを食べてもこれまた美味い、ついついお酒も進んでしまいますね！
ビールの後はお待ちかねの兜酒を注文、いつものように御主人が囲炉裏の炭火で絶妙のあぶり加減で作ってくれますが、これだけは御主人でなければ上手に出来ないそうで、他のお客さんもみんなが頼む為に順番待ちなのです。ようやく完成した熱々の兜酒を今年は冷たく冷やした天然竹の杯で頂きました。これが又兜酒の旨味と竹のいい香りがマッチして絶妙なのであります。一度味わったら病み付きになること『間違いない！』アップリカにも呑ませたかった〜『残念！』

この炙り方が難しいのじゃよ	兜酒と竹の杯	先輩どうぞ一杯

あまりの美味さに兜酒を呑み過ぎた忍者使いはこの後しばしうたた寝をしてしまい、気が付くと囲炉裏には豆腐汁が掛けられていましたす。すでに他のみんなは酒を飲み上げご飯も食べ終えたとの事･･･えっそんなに長く寝ていたのですか？･･･時刻もすでに９時近くになっていて他のお客さんも半分は部屋に帰ったようです。あわててご飯に豆腐汁をぶっ掛けて食べる忍者使いでした。部屋に戻る前に恒例のお宝を開帳してもらい楽しい夕食も無事終了！今年も大変美味しゅう御座いました。m(__)m

部屋に戻ってからもアーパースさんとナイトライダーさん持参の日本酒で２次会となりましたが、他の部屋からはすでに寝息が聞こえています。我々は出来るだけ小声で話さなければなりません、しかし酔っ払っているのにこれって結構大変なんですよね！ところで今日はＦ１日本グランプリの日です。佐藤琢磨が地元鈴鹿で今期２度目の表彰台に登れるのか注目のレースなのですが、いくらチャンネルを回しても中継が見つからないのです。おかしいな〜初めて木賊に来た時も確かにＦ−１見たんだけどな〜･･･ここでオルカさんがチャンネルの受信設定を調節し見事中継を受信してくれました。オルカさんて以外と機械に詳しいんですね〜(^^ゞ

一番気持ちのいい時です	いつ見ても立派だ	静かに２次会中？

残念ながら琢磨は４位で表彰台には上がれませんでしたが、フェラーリ勢に次ぐ順位ですからこれは立派なものです。間違いなく過去の日本人Ｆ１パイロット中でもＮＯ．１と言えるでしょう。結局PM12：00過ぎまで宴は続き２部屋に分かれて無事就寝となりました。果たして明日も晴れるのでしょうか？