HONDA　NSR500　アレックス・クリビーレ／１９９９
エンジン形式	２ストローク水冷Ｖ型４気筒 １軸クランク　バンク角112°
排気量	４９９ｃｃ
最高出力	１８８ps/１２５００ｒｐｍ
燃料供給	38mmケイヒン製キャブレター4基
クラッチ	乾式多板クラッチ
ギアボックス	６速
フレーム形式	アルミ製ツインビーム
ブレーキ	ブレンボﾞ製キャリパー
ホイール	１７インチ
勝利の法則 　1999年型NSR500は、開幕戦でコースに出た時点で、チャンピオンマシンにふさわしいバイクであった。前年までに、NSRはマイケルドゥーハンとともに驚異的な5年連続世界タイトルをもたらしていた。無鉛燃料への以降と、その結果としてのスクリーマー・エンジンへの変更によって、レース関係者の多くは、ホンダ全盛時代もこれまでかと予想したが、このチームはその課題さえ克服してしまった。冷静かつ熱心な取り組みこそ、ホンダの勝利の法則なのだ。